一時期SNSでバズりまくっていた「暗殺者のパスタ」、覚えていますか?
2023年頃にレシピ動画が一気に増えた、あの「おこげパスタ」です。
生のパスタをフライパンで焼きつけ、トマトソースで煮込んでいくワイルドな調理法に、「美味しそうだけど、火加減や水分量が難しそう……」と二の足を踏んでいた方も多いはず。
かくいう私も、初めて見た時は「なにこれ天才!」と思いつつも、トマトピューレを煮詰めて「だし」を作る工程に「……ちょっと面倒かも」と、アタマの中の『そのうちto doリスト』に入れたままにしてありました。
ある日のこと。
お昼のスパゲティにかけようと思っていたレトルトソースのパッケージを見てひらめきました。
「💡このソースを使えば、面倒な工程なしにアレ、作れるかも……?」
「暗殺者のパスタ」は、イタリア・プーリア州生まれのパスタ。
乾麺をじっくり焼いて「メイラード反応(焦げの旨味)」を引き出し、そこへソースを吸わせていくので、香ばしさと濃さがクセになる一皿です。
本来は唐辛子が入りますが、今回は「辛いのが苦手」な私流にアレンジ。
激辛レシピを「旨味」重視で仕上げた、私だけの秘密の作り方を公開しますね。
究極の近道に選んだのは、ハインツの名作ボロネーゼソース
私が長い間、飽きずに買い続けている大好きなパスタソース。
それが、ハインツの「大人むけのパスタ・牛肉とイベリコ豚の粗挽きボロネーゼ」です。
なぜこれが暗殺者のパスタに向いているのか。
理由は3つあります。
1⃣ お肉の存在感
粗挽き肉がゴロゴロ入っているので、焦がした麺に負けないパンチが出る
2⃣ 完璧な味設計
オーブンで焼いた肉の香ばしさと旨みが凝縮されているので、自分で味を調える必要が一切ない
3⃣ 濃厚なオイル分
パスタを焼き上げる際にソースの油分が麺をコーティングして、もっちりした食感を生んでくれる
名案を思い付いたのは、このソースを温めようとお湯を沸かしていた時でした。
思い立ったが吉日で、その勢いのままメニュー変更!早速作ってみることに。

実はこのソース、お肉をあらかじめ焼きつけてからボルドー産の赤ワインを加えて煮込むことで、家庭では出せない深いコクを出してるんですよ。だから、パスタを焦がしてから煮込む『暗殺者』の香ばしさと、最初から『類友』みたいで相性がいいんですよね。
写真で解説!実際に作ってみた手順と失敗しないコツ
本来ならトマトピューレを煮詰めて作るベースの味を、この1袋がすべて担ってくれます。
正直、普通に茹でたパスタにかけるだけでも十分すぎるほど美味しいソースです。でも、この「暗殺者スタイル」の作り方を一度覚えてしまったら、もう普通のボロネーゼには戻れないかもしれませんよ……
Step 1:材料を入れてスタート!
オリーブオイル、にんにくペースト、束ねて半分に折ったスパゲティ、
ハインツのボロネーゼをフライパンへ。


にんにくペーストが跳ねやすいので、火をつける前のフライパンにオイルとにんにくを入れ、スパゲティの先でぐるぐるかき混ぜてから麺を広げてスタンバイ。ここまで準備してから火をつけて、お焦げを作っていきます。オリーブオイルは普段よりもちょっといいものを使うと、出来上がりの味わいがぐっとよくなりますよ。
Step 2:じっくり焦がす!
あまり触らずに、香ばしいお焦げができるまでひたすら待ちます。


「ちょっと焦げすぎ?」と思うくらいが正解。この焦げがソースと一体化して、深いコクに変わるんです(これが料理科学でいうメイラード反応!)。私は下の写真くらいまでしっかり焦がすのが好みです。

Step 3:【重要】熱湯を投入! ※水はNG
パスタが浸かるくらい、熱湯をたっぷり加えて煮込み開始。


ここで水を入れるのは絶対NGです。フライパンの温度が下がると、パスタがふやけてベチャベチャになり、「暗殺者」ではなく「暗殺失敗パスタ」になってしまいます。必ず事前に沸騰したお湯を準備しておいてくださいね。 ※飛び散り防止に、蓋をすると後の掃除が本当にラクですよ(経験談)。
Step 4:煮詰めながら仕上げる!
追い熱湯しつつ、好みの硬さまで煮込んで最終的に水気を飛ばします。

完成です!

🍝今回使った材料(1人前)
◆スパゲティ 100g(7分ゆでタイプを使用)
※煮詰めると味が濃縮されるので、普段80g派の人(=私)もこのレシピでは100gを推奨!
◆ハインツ「大人むけのパスタ・牛肉とイベリコ豚の粗挽きボロネーゼ」 1袋
◆オリーブオイル 適量(普段よりちょっと良いのを使うと仕上がりに差が出ます)
◆にんにくペースト 好きなだけ(私はチューブで5cmくらい、たっぷり入れます)
◆粉チーズ 好きなだけ(追いコク用、たっぷりかけるのが正義!)

本来の「暗殺者のパスタ」は、名前の通り悶絶するほど唐辛子を利かせるのが定番。でも、私は辛いのが苦手なんですよね。だからあえて唐辛子は抜きで作っていますが、これが大正解!ハインツのソース自体の濃厚な肉の旨みがダイレクトに味わえて、辛いのが苦手な方やお子さんでも、最後まで「悪魔的」な美味しさを堪能できますよ!
これは「暗殺」じゃなくて「悪魔」の味
ひと口食べた瞬間、「やってやったわ……」という会心の笑みがこぼれました。
お焦げの香ばしい食感と、少し芯の残ったもっちり感。そこにハインツの濃厚な肉の旨みがこれでもかと絡んでくる。 粉チーズをかけるとさらにコクが増して、フォークを回す手が止まりません。
この中毒性はしっかり「悪魔級」。
気づくと一人前ぺろっと消えている……実に危険なお料理です(最大級のほめ言葉)。
まとめ|「焼いて、焦がして、煮込むだけ」の贅沢
「暗殺者のパスタ、気になってたけどめんどくさそう……」という方にこそ、このハインツのソースで試してみてほしい。
本来ならトマトだしを作るのに15分以上かかるところを、レトルト1袋で完結。 手順はシンプルなのに、出来上がりはレストランで出てくる「プロの賄い」のような、こなれた味。
🍝「暗殺者のパスタ」を、手軽に美味しく作りたい人
🍝レトルトのボロネーゼを劇的に、そして濃厚にランクアップさせたい人
🍝手抜きに見えない「ずるいご馳走」が食べたい人
こんな人は、ぜひ今度の休日おうちランチで「暗殺者」になってみてくださいね。

次はホワイトソースとシュレッドチーズをたっぷりかけてオーブンで焼いて……スパゲティグラタンにしてみようと思ってます♪


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