二人旅から帰った後、「もうこの人と旅行はいいかな…」と思ったこと、ありませんか。
疲れて、相手のちょっとした行動や言い方が鼻について不機嫌になったり、そこから気まずくなって空気が悪くなったあげく、距離を感じた。
こういう時、「相性が悪かったんだな」で片付けられがちなんですが、私はそれ、ちょっと違うと思っています。きっとそうじゃない。二人旅でこじれる原因の多くは、性格ではなく、旅の前提が共有されていないことにあるんじゃないかな…と思うんですよね。
いっしょに旅に出るくらいの仲なんだから、相手の性格もわかってますよね?
一緒にいて不愉快になる相手とは、そもそも旅行なんて行かないでしょう?
でも、旅先では許せなくなるの……なんで?
そんな疑問から、私は自分も使える「キット」を作りました。
1回使って終わりじゃない。ずっと使える、実用ツールです。
今回はその紹介も兼ねて、友だち・恋人・パートナーとの二人旅でモヤッとしたことがある人向けに、「どうして二人旅はこじれやすいのか」についてまとめてみました。これ、悩んでる人けっこう多いですよね。この記事を読めば、その悩み、解決の糸口が見つかるかもしれません。
二人旅がしんどい・疲れる原因は「性格」より「前提」にある
二人旅がしんどくなる理由の多くは、性格や人間性ではなく、旅に関する前提がズレたまま出発していることです。
例えば、
◆疲れ方は同じだと思っている・・・自分はまだ元気だから相手もまだいけるはず
◆楽しみ方は共有されていると思っている・・・自分が楽しいんだから相手も楽しいはず
◆言わなくても察してもらえるはずだと思っている・・・「フツーならこうでしょ?」という固定概念
この3つ、どれも無意識に置きがちな前提です。
でも実際は、同じ距離を歩いても平気な人と限界がくる人がいるし、「せっかくだから全部回りたい」人と、「ホテル時間も含めて旅」な人もいる。
👉どれくらい歩けるか → 『まだ行けるでしょ』と『もう限界』の差
人によって、歩幅も違うし歩くスピードも違うので火種になりやすい。相手のペースを気にせず自分だけさっさと歩いたことが揉め事の発端に…なんて、身に覚えのある人、けっこういるんじゃないかな。
👉休憩のタイミング → 『今止まりたい』と『あと少しだけ』の差
疲れた方に合わせるのが基本だけど、スケジュールに影響することもあるからイラっときやすいんですね。
👉お金の感覚 → 『ここにはお金をかけたい or かけたくない』の差
お金の価値観は人それぞれだから、自分と違い過ぎるとイライラしやすい。食事も「お腹が満たされれば何でもいい」人と、「せっかくだから現地の美味しいものを楽しみたい」人がいっしょに旅すると……わかりますよね(苦笑)
👉別行動はアリかナシか → 『ずっと一緒に動きたい』と『一人時間もほしい』の差
「いっしょに旅行してる意味ない!」と喧嘩の元になりやすいです。
👉写真や買い物への熱量 → 『じっくりこだわりたい』と『サッと済ませたい』の差
「映え」にこだわって納得のいく1枚が撮れるまで粘る人、写真はそこそこでいいから、その時間でもっと他のアクティビティを楽しみたい人。お土産はゆっくりセンスあるものを選びたい人、適当でいい人。ここも非常に揉めやすいポイントですね。

普段なら「まあいっか」で済むことも、長時間いっしょにいて、疲れや空腹が重なると、どんどん積み上がっていく。しかも厄介なのは、どちらも間違っていないという点。どちらが正しい・間違っている、ではなく、前提が違うから仕方ないんですよ。
友達や恋人との「旅行あるある」な喧嘩は、だいたい前提のズレ
旅の途中でよく起きる、こんな場面。
🔥相手が急に不機嫌になる
🔥「疲れた」「もういい」が増える
🔥提案しても反応が薄い
🔥別行動したあと、微妙な空気になる
これ、感情の問題に見えて、実は「何をしたかったのか」「どこで休みたかったのか」といった【言葉足らず】がよくない原因なんですが、そもそも「旅の運用ルール」が共有されていないから、「言わなくても察してくれるはず」になってることが多いです。

私自身も、「言わなくてもわかってると思ってた」「フツーならこうするでしょ!」なんて思ってたことで、あとから「あ~!あれか~~~;」って気づいた経験、何度もあります……苦い思い出ですね。
旅行前に「話し合えば解決」が一番むずかしい理由
よく「事前にちゃんと話し合おう」と言われますよね。
でも、旅の前に「別行動ってどう思う?」「お金の線引きどうする?」「疲れたらどうする?」なんて、その時点でケンカの種になりそうだし、なかなか切り出せない。そもそも自分でも整理できていないことが多いのに…
わかります。「細かいな」「重いな」って思われそうですしね。でも、だからこそ必要なのは、感情的な話し合いじゃなく、ズレやすいポイントを先に見える形にすることだと思っています。
旅に出る前に、
◆お互い、どんなことで、どうなったら疲れやすいか
◆観光、買い物、食事など、自分が譲れないポイントはどこか
◆別行動はアリかナシか、そもそもできる?できない?
◆お金や時間の感覚はどうか(ホテルの滞在自体も楽しみたい、ホテルは寝れたらOKなど)

こういう部分を、「正解探し」じゃなく「確認」として並べてみる。それだけで、旅の途中でのイライラや気まずさはかなり減るんですよ。これも私の実体験。
二人旅の喧嘩を防ぐ「衝突予防キット」を作りました(タイプ診断・付録付)
二人旅がうまくいく人たちは、我慢強いわけでも、性格が似ているわけでもない。違いを前提に、
◆どこでズレやすいか
◆どう回避するか
◆揉めそうなときにどう言うか
これらを上手に事前共有出来ているだけ。
ネットで「二人旅」について検索すると、「旅は友情の墓場」なんて悲しい言葉が出てきます。そして、非常にたくさんの人が「二人旅後の違和感」や「疎遠」に悩んでいることがわかりました。
それらを見ながら私は、「仲良くなるためじゃなくて、衝突を防ぐために何かいい方法ないかなぁ…」と思ったんですよね。
そして、自身の経験も踏まえ、「感情論じゃなく、構造として整理できれば『どっちが悪い』になりにくくなるんじゃない?」という考えに行きつき、二人旅でこじれやすいポイントを整理して、
◆15問の地雷タイプ診断
◆タイプ別の回避策
◆短いセンテンスですぐに使える会話テンプレ
◆出発前に埋めるだけのすり合わせシート(PDF版&コピペ版)※下記画像参照
以上を詰め合わせたノートを作りました。
これは、「もっと仲良くなる方法」ではなく、せっかくの関係を壊さないための、実用ツールです。
旅は「相手の本性が見える場」じゃなくて、前提のズレがイッキに表に出る場なんだと思います。「相性が悪かった」で終わる前に、出発前に旅の前提をすり合わせておくだけで、行った先での空気はかなり変わりますよ。

👇二人の前提を出発前にすり合わせておくためのキット。
『もうこの人とは当分いいかな…』と思うような旅になる確率を下げるのが目的です。
友達や恋人と「相性が悪かった」で終わらせず、最高の思い出にするために
旅の準備というと、行き先、ホテル、持ち物に目が行きがちだけど、本当はもう一つ、確認する準備があるんですよね。「二人の動き方」の確認とすり合わせ。これを後回しにすると、せっかくの旅行が関係を消耗させる時間になってしまうこともあります。
もし近いうちに誰かと二人で旅に出る予定があるなら、準備の1つとして、この考え方を頭の片隅に置いておいてもらえたら嬉しいです。

互いの前提を把握しているだけで、同じトラブルでも笑って流せる。←これホント。「二人の動き方」を話題する時には上のキットを活用して、ステキな思い出いっぱいの旅にしてくださいね!



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